歯科医院へ駆け込むのは、大半が虫歯の痛みに耐え兼ねてのパターンです。しかし、歯科医院へ行くのに、歯がしみるという理由で来院する人も少なくはありません。虫歯なのかも分からず、歯がしみる理由が分からいまま、とりあえず歯科医に診察をしてもらい、症状を解決してもらうパターンです。冷たい水や歯のブラッシングで、歯がしみる経験をすることがありますが、これは虫歯ではなく、ほとんどが知覚過敏の症状です。
歯の神経はとても過敏な状態なので、敏感に反応しているのです。歯のしみる原因は、すべてが知覚過敏のみではありません。いつまでも、歯のしみる症状がとれないのは、歯の亀裂が原因しているケースもあります。何らかの刺激を受けて歯が割れてしまい、その亀裂が歯の神経にまで到達していると、葉に感じるしみる症状は、なかなか取ることができません。
亀裂があるために冷たい飲み物などもしみますし、最近が入り込んで感染する可能性もあります。知覚過敏がいつまでも持続して、虫歯もないのであれば、歯に亀裂がある可能が高いです。ほかには中心結節の破折の可能性もありますが、これは中学生とか、高校生に多いパターンです。小臼歯の歯の真ん中にできる、出っ張りのようなものが中心結節です。
神経の管が中心結節の中にあります。これが折れると細菌が侵入して、痛みやしみを感じるようになります。折れた部分へのコーティング剤での蓋の地用でケアすることができます。