小学生くらいまでは、歯科検診などがあって、強制的に虫歯の有無を学校で行う検診で知ることになりますが中学以降は自分の歯は自分で、管理していかなくてはなりません。ただ、多くの場合虫歯の治療は、痛みを感じてから歯医者さんにいくことが多いのでそのときの治療は麻酔の注射をしたり、削ったりとかなりつらい治療になることが多いです。そのために、歯科医嫌いになってしまい、余計に多少痛かったとしても、気のせいだろうとか、我慢してしまって痛みが限界になるまで、行かないということを繰り返してしまいます。私たちの体には自然治癒力というものが備わっているのですが、それは歯科には通用しません。
一度虫歯になった歯は、自然に治るということはありません。そのため虫歯にならないように定期的に歯医者にいくことで、虫歯になるのを予防するか、虫歯になったとしても早期で治療すればひどくならないということをやっていかなくてはならないのです。そのために、2か月に1度とか、3か月に1度のペースを目安に歯医者に通う習慣をつけておけば、虫歯治療のつらい経験をすることはないのです。さらに日本人に多いといわれる歯周病も同じです。
悪化させないためには、定期的にかよって、歯肉の状態を確認したり歯石をとってもらうなどのケアをすることで、歯周病にならない、なっても悪化させないことが可能なのです。歯医者さんに、定期的に通うことで、つらい治療をやらなくなるので、歯科嫌いになるということもなくなるのです。