渋谷の歯科でデンタルフロスの重要性を知る

小児歯科は歯の生え変わりから虫歯予防まで

虫歯になって歯を失ってから思うことは子供の頃からしっかりと予防しておけばよかったと言うことです。自分が子供を持つようになると一番に考えるのは、虫歯にならないことだと思います。でも毎日ブラッシングしているだけで十分なのか不安になってきます。自分と同じことをしていたら同じ悩みを抱えることになるかもしれません。

そんな不安を解消してくれるのが小児歯科です。小児歯科は子供に対して歯科診療を行うことを標榜している歯科医院のことです。歯科医院の場合、誰でも標榜することは可能です。しかし、それだけでは安心して子供の歯を任せることできません。

そこで重要なのは専門医や認定医かどうかと言うことです。公益社団法人日本小児歯科学会では、5年間以上にわたり学会に所属して、学会が定めた大学の付属病院などの医療機関において5年以上にあたいする臨床経験を有して、小児歯科臨床に関する報告を発表した上で試験に合格した歯科医を専門医として認めます。一度専門医になっても5年ごとに更新が必要なのでレベルが落ちることはありません。専門医はピンクの丸いロゴを掲示することができます。

子供の歯を安心して見てもらうために歯科医を受診する時には専門医かどうかを確認しましょう。生まれてくる赤ちゃんには歯がありません。しばらくは母乳やミルクを飲んで生活する歯を使うことはありません、そのうち歯茎から乳歯が生えてきます、でも、実は赤ちゃんの歯は生まれる前から出来上がっています。胎児の時に2ヶ月から4ヶ月頃には乳歯の芽ができ始めます。

5ヶ月から7ヶ月頃で乳歯が出来上がり、永久歯の芽ができ始めます。出産時には乳歯が生える準備ができた状態になって歯茎の下に隠れています。この時には永久歯も石灰化が始まっています。つまり生まれる前に歯はほとんどできていることになります。

そのため妊娠中でもあやちゃんの歯のためにできることがあります。歯の基礎を作るものとして卵や牛乳、豆腐などのタンパク質が必要です。そして石灰化を助けるものとしてひじきやチーズ、しらすなどに含まれるカルシウムやお米や肉に含まれるリンがあります。歯の表面を強くするエナメル質を作るにはレバーやほうれん草などに含まれるビタミンA、象牙質を作るのはミカンやサツマイモのビタミンC、カルシウムの代謝や石灰化を助けるものとして乳製品に含まれるビタミンDなどが有効です。

これらのものをバランスよく取ることで、胎児の歯の成形に役立てることができます。歯が生え始めるのは生後6ヶ月から7ヶ月ぐらいです。まずは前歯が出てきます。それから1年程度で奥歯が出てきます。

全部生えそろうまでには大体2年ぐらいがかかります。歯が出始めてからは、歯は口内の環境に左右されます。そのため、ブラッシングなどを行って歯の手入れを行います。離乳食を食べるまでは基本的に歯が汚れることはないのでどちらかというと習慣的な意味合いが強くなります。

そのため歯に触れると言うことが重要です。いきなりブラシを使い始めるのではなく、綿棒などで触れてあげるだけで十分です。もし歯にミルクのカスなどがついた時には、ガーゼで拭き取ってあげましょう。歯がある程度生えてきて、離乳食を食べるようになったら本格的な歯磨きの習慣が必要です。

毛先の丸いものでブラシの部分が小さなものを選びましょう。子供が楽しく歯磨きできるようにすることが重要なので、キャラクターなどの入った子供のお気に入りのブラシを作りましょう。最後に歯磨きのチェックを行うことと、仕上げ磨きを親が行うことを忘れてはいけません。仕上げ磨きは親が使い易いブラシで構いません。

あまり力を入れる必要はありませんが、しっかりと汚れをとってあげるように優しくブラッシングします。小児歯科は治療ではなく予防歯科をメインとしています。歯が生えてから永久歯に生え変わり、歯が生えそろう過程で健全な状態が維持されることが目的です。そのためには定期的な歯の検診が欠かせません。

2歳から3歳で乳歯が生えそろいます。乳歯は一時的な歯で時期に抜けてしまいます。だからと言って虫歯になっても問題がないわけではありません。入試の虫歯は進行が早いため神経にまで広がる恐れが高いため注意が必要です。

乳歯のうちに神経を抜いてしまうと永久歯にまで影響が及びます。虫歯にならない努力が必要です。乳歯の虫歯は白くなります。虫歯というと黒いものを想像するため、乳歯を見た時に気がつかない恐れがあります。

白いから大丈夫と思っていると実は虫歯が進行していたということもあります。なかなか親の目だけで判断することは難しいので定期的な歯科医の受診が必要です。痛がってから連れて行くような考え方では手遅れになる恐れもあります。乳歯は大人の歯と違って簡単に虫歯が進行します。

特に上手に歯が磨けない子供などには注意が必要です。検診に行って歯科衛生士に磨き方を教わるのも有効な予防策になります。できればかかりつけの歯科医に継続して診察してもらった方が安心です。小児歯科でもう一つ重要なことは歯並びです。

乳歯が抜けて永久歯に生え替わる時に十分なスペースがないと永久歯が正しい場所に生えないことがあります。生え揃ってから矯正することは大変なことです。永久歯が生える前に予防しておくことで正しい歯並びにすることができます。そのためにも小児歯科に受診する必要があります。

その時には専門医であることを確認しておいた方が安心です。最近の子供たちは、あごが小さくなってきているため永久歯が生える隙間がないと言う問題があります。そのため生え始める前に隙間を作ってあげるための矯正を始めなければいけないことも考えられます。乳歯の時にどれだけきれいに生えていても永久歯の大きさには足りません。

通常なら成長とともに乳歯同士に隙間ができて、永久歯が生えてきて乳歯が抜けます。矯正を行う目的は、その隙間を作る工程をサポートすることで正しい幅、正しい位置になるように調整することです。この矯正については、小児歯科ではなく、矯正歯科の専門医への受診が必要になります。小児歯科と矯正歯科の両方の専門医になっているところもありますし、矯正歯科と連携をしているところもあります。

小児歯科の歯科医に相談して適正な治療を行なった方が安心です。矯正歯科は基本的に保険が適用されません。そのため高額になることから本当に必要か悩む方も多くいます。確かに自然に任せていても永久歯に生え替わることに変わりはありません。

食事をするのに支障がなければ問題がないように思えます。でも噛み合わせは子供の成長に大きな影響を与えることがあります。大人でも噛み合わせの悪いことで歯周病になったり、肩こりや頭痛に悩まされている人がいます。噛み合わせが悪いことで体のバランスが崩れ、いろいろなところに歪みが起きます。

その結果、集中が続かないなどの問題が起こることも考えられます。また、噛み合わせが悪いことで正しい食生活が過ごせないこともあります、しっかりと噛めないことで不十分な咀嚼で飲み込むこととなり消化不良になることもあります。また、正しく噛み合わないことで発音が正しくできないこともあります。特にサ行やタ行が正しく発声できないことが多く、それによりいじめられる恐れもあります。

小児歯科は虫歯の予防もそうですが歯並びについても診断することができます。正しい噛み合わせは健康的な生活を過ごす上で欠かせないものです。子供の健やかな成長を願うのであれば、定期的な受診が必要です。

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